波の音に耳を澄ませ、海を眺めて過ごすひととき。
朝日や夕日を浴びながら湯に浸かる時間は、なんとも贅沢。
「百名伽藍」の貸し切り露天風呂で、静かにゆるむ——
「百名伽藍」露天風呂の案内図と利用方法

貸し切り露天風呂は全部で6室あり、客室フロアとは別の5階にある。


客室のスマホで使用状況をチェックできるので、空いているタイミングを見計らって向かう。
昼:青空と海を眺めながらの湯

5階エレベーターホールには部屋の鍵があるので、利用する部屋の鍵を手に取りお目当てのお部屋へ。


この日、まず利用したのは「円空庵」の部屋。
どの部屋も赤瓦屋根が印象的で、趣のある佇まい。


畳の間は4畳半ほどで、目の前には海と露天風呂が広がる。


部屋にはバスローブ、タオル、水が用意されていて、手ぶらで客室を出られるは嬉しい。


トイレも備え付けられ、設備は想像以上に充実している。

海がすぐ目の前——身支度を整え、静かに湯へ。

ふぅ、と息をこぼす——空と海に包まれた、静かな時間が流れる。

湯あがりは、リクライニングチェアでひと休み。
ここで過ごす時間が、ただただ心地いい。
夜:星空の下、波音に包まれる湯


夕食を終え、夜もまた「円空庵」へ。
5階のエレベーターホールに置かれたランタンを手に取り、足元を照らしながら進む。

湯に浸かりながら見上げる夜空——波の音だけが静かに響く。
朝:朝焼けと共に、一日が始まる湯

今回の滞在でいちばん印象に残ったのは、日の出を待ちながら浸かる露天風呂。
利用した部屋は「利休庵」。

夜明けとともに鳥がさえずり、波が静かに寄せては返す。
空が赤く染まりゆく中、一泊の湯旅が静かに終わりを迎える。
百名伽藍の露天風呂は、宿泊者以外も利用できるデイリープランあり。
ランチやディナーとのセットで、日帰りでも特別な時間を過ごせる。




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