
はいたい!♪ヨシちゃんやいびん。
スナックの灯りがにじむ夜、与那原・オリオン通りをふらり歩く。
裏手に佇む老舗「たけとんぼ」で、今夜もかりーさびらっ!
「たけとんぼ」について

与那原の“オリオン通り”――地元では“年金通り”とも呼ばれる、味わい深いスナック街の裏手。
その一角にぽつんと佇むのが、沖縄瓦の屋根が印象的な平屋の居酒屋「たけとんぼ」。

創業20年以上、夜22時に暖簾が上がり、朝6時まで灯りは消えない。
締めの沖縄そばを目当てに、ふらりと顔を出す常連も多い。
アクセス・駐車場
与那原の三叉路から佐敷方面へ進むと、「オリオン通り」と「第二オリオン通り」が並行して現れる。なかでも第二は、味わい深いスナックが軒を連ねる、地元感あふれるディープな一帯。

「たけとんぼ」は、その2本の通りを抜けた裏手に、そっと姿を見せる。
この日は1軒目に「浜門」で一杯。
酔い覚ましにちょうどいい距離感で、2軒目に「たけとんぼ」へ。
専用駐車場はないが、周辺にコインパーキングが点在しており、車での訪問も安心。
店内の雰囲気・席

靴を脱いで上がる小上がりの座敷に、昭和の空気が色濃く残る。

壁には往年のスターのポスター、天井にはビール提灯。
カウンター席もあり、ひとり飲みでも気兼ねなく過ごせる。

カラオケ居酒屋らしく、歌えるのはもちろんのこと、なんとお立ち台まで完備。
歌って飲んで、盛り上がる夜にもうってつけ。
メニュー表

定番の一品に、チャンプルーやヒラヤーチなど、ほっとする沖縄の味も揃う。
締めの沖縄そばはサイズが選べて、ボロボロジューシーとの二択で悩ましい……

ビールはスーパードライとオリオンドラフト中瓶がしっかり常備。
泡盛は久米仙ブラウンや菊之露ブラウン、残波、まさひろと定番どころが揃う。
うっちんハイがあるあたりに、ふっと沖縄の空気がにじむ——
酒と肴と、たけとんぼ。



冷奴とオクラでさっぱり口ならし、黒霧島の水割りでスタート。
ここから肴4品、ゆるりといきましょ〜
ヒラヤーチ(600円)

ニラの香りがふわりと広がる、素朴な沖縄おやつ、ヒラヤーチー。
紅ショウガがアクセントになり、初手にちょうどいい軽さ。
イカバター(600円)

やわらかいイカにバターのコクが絡んで、旨味がじんわり広がる。
ここから酒が止まらなくなる、危険な一皿。
ホッケ開き(1,000円)

やわらかな脂をまとったホッケの身が、ふんわりと口でほどける。
焼酎でキリッと締めれば、余韻までもがごちそう。
ぼろぼろジューシー(800円)

沖縄そばと双璧をなす締めの一杯、ボロボロジューシーで今夜の幕引き。
味噌×バター×生卵、三位一体のコクがしみ入る……
ぼろぼろジューシーとは?
ジューシー(沖縄炊き込みご飯)をくずしたような、汁気多めの家庭料理。

昭和レトロな空間で、食べて、飲んで、歌って、しっかり満たされる夜。
今宵はここまで——「たけとんぼ」、くわっちーさびたん。
「たけとんぼ」店舗情報
住所 | 沖縄県島尻郡与那原町与那原3156 |
電話番号 | 098-944-2770 |
営業時間 | 22時~6時 |
定休日 | 日曜日 |
駐車場 | なし |
席 | カウンター、座敷、掘りごたつ席 |
支払い | 現金のみ |
※現在のメニューや価格、営業時間などが異なる場合があります。訪問する際は公式サイトで事前に確認をお願いします。
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